ぬれ性を制御するセルパージ

前材をスムーズに排出する理由

一般に、効率的なパージのためには、前材より粘度の高い樹脂を使用するのが有効と言われていますが、実はこれは、流れの中央付近の樹脂に対しての話です。 シリンダーやスクリュー内壁の樹脂を効率的に排出するには、粘性以外に、界面張力を活用することが必要です。
テフロン加工処理をしたフライパンの上に水や油があると、玉のようになりますよね? これは、テフロンが水や油をはじくためで、それでテフロン加工処理をしたフライパンでは食材が焦げ付かないのですが、水や油を「はじく」のは界面張力の力によるものです。

3者の間に存在する界面張力を制御

成形加工機のシリンダーやスクリューにはテフロン加工処理はされていませんが、セルパージ NX は、界面活性剤の力を利用して、前材と後材、シリンダー/スクリュー金属表面の3者の間に存在する界面張力を制御して、
(a) の状態にある前材を(b) の状態に変化させて、
前材をスムーズに排出します。